薄毛と肥満の関係
加齢による薄毛や白髪は糖尿病や肥満などの生活習慣病との関連性があります。
毛母幹細胞の中に中性脂肪が蓄積すると、毛髪ではなく表皮細胞に分化することが研究報告されています。糖質の大量摂取でも中性脂肪は上昇します。食事は野菜中心に栄養バランスよく、低GI値の糖質を選んでよく噛むことが大切です。
更年期以降の女性はエストロゲン分泌の低下により皮膚や髪、骨や血管のコラーゲンが弱くなります。髪の健康の為に必要な栄養素(たんぱく質、亜鉛、鉄、ビタミンA,B,C,D,Eなど)を毎日補給しましょう。更年期症状には漢方薬やエクオール、インディバ温熱療法が有効です。
近年40代50代男性の肥満が急増しています。男性は中年期以降にテストステロン分泌が低下すると内臓脂肪が増え、糖尿病や肥満、高血圧などの生活習慣病リスクが上昇します。
喫煙は薄毛や白髪の原因となり、顎の骨の骨粗鬆症が加速する為、ほうれい線や口周りのシワ、歯周病が酷くなります。きれいに健康になりたいなら先ず禁煙しましょう❗
食生活や運動、禁煙など日々の地道な心掛けが美容のみならず感染症予防や生活習慣病予防に有効です。