ピアス穴開けやピアス後の耳の形の変形に関して、最近よくご相談を受けるので少しご説明させて頂きますdog

耳の軟骨の部分にピアス穴を開けるのは、当院ではあまりおすすめしておりません。人体では軟骨と角膜には血管が無いため、感染が起こりやすいのです。地域の皆様方は「ピアスケロイド」って聞いたことがありますでしょうか?軟骨のピアスを開けて感染を起こして放置していると、耳の軟骨が変形してしまう場合があります。もしも感染が起こった場合は決して放置せず❗早めに(皮膚科ではなく)形成外科を受診されることをおすすめします。

耳の形の変形を治す為に形成外科手術をおこなう場合もありますが、元々の耳と100%同じにすることは難しく、術後の再変形を予防するアフターケアも必要になります。

柔道やボクシングのような格闘技系をされている男性には「ボクサー耳」「カリフラワー耳」と呼ばれる耳の軟骨の激しい変形を認めることがありますが…正直これは格闘技を辞めないと何度でも再発する為、安易に形成外科手術をおこなうことはありません。

女性は普通に耳たぶのピアスをされる方は多いのですが、流行の揺れる大きなピアスをしてセーター等に引っかかって耳たぶが切れてしまった!というご相談も多いです。こういった「耳垂裂」の状態を改善する為に形成外科手術をおこなう場合もありますが、やはり元々の耳たぶよりも少し小さくなります。

たかがピアスされどピアス、女性はきれいになりたい!可愛くなりたい!と色々努力をする余り…様々なトラブルに巻き込まれることもありますので、賢く注意しましょうflower2

ピアスに関する診療のお問い合わせ・ご予約は、なら美容形成クリニック0742-27-1309(ひとみまるく)迄どうぞお気軽にお電話下さいませheart

なら美容形成クリニック