小青竜湯と陰陽五行
先週末は激しい春の嵐が吹き荒れました。冬の空気と春の空気が入り交じり、私達現代人も花粉症やアレルギー性鼻炎など…自律神経の不調に悩まされがちな季節です。
花粉症で春先はお世話になる漢方薬の代表が小青竜湯です。すっぱい❗五味子の酸味が特徴的な生薬です。春の身体を整える&守る漢方薬の代表格です。
小青竜湯は陰陽五行で言うところの「青龍」(東、春、肝、川・流水)に繋がります。青龍といえば…(実家の近くの)キトラ古墳や飛鳥の高松塚古墳の壁画に描かれている四神(玄武、青龍、白虎、朱雀)のひとつです。平城宮跡に朱雀門が再建されていたり、韓国時代劇「大王四神記」で四神ブームがあったりしたので、生粋の?奈良県民ならご存知の方も多いかと存じます
奈良盆地は掘れば何かしら古代遺跡が出てくる❗と言われるように…私自身も子供の頃から歴史好きで、実家の周囲には古墳が多く点在し、小学校の校庭からは土器が発見されるという環境に育ちました。元祖歴女?そしてクリニックビルは天皇陵の北側にある、ここまで来ればもはや古墳女子?(笑)
実際母方の祖父は大和(やまと)の置き薬で有名な漢方薬を扱う製薬会社の創業社長だったり、私自身元々漢方や鍼灸とご縁が深いのかもしれません。(ちなみに女優の竹内結子さんの再婚相手の俳優中林さんは再従兄弟に当たります。)
漢方や鍼灸を深く学んでいくと、陰陽五行や歴史にも造詣を深め幅広い知識を得たい❗という知的好奇心に駆られます