私事ですが…認知症で施設入居している叔母に久々会い、どんどん進行してる様子を目の当たりにして大変ショックを受けましたnamida緑内障の視野狭窄が酷く平衡感覚も鈍くなり、フラフラ歩く姿は本当に危険に見えました。他人である患者さんに対してはプロとして客観的に冷静さを保てても、身内の病気というのは精神的にショックが大きいものです。幼い頃からとても優しかった叔母の変容ぶりには本当にショックを受け、恐るべし認知症は医療ではどうにも治せない現実を改めて思い知らされました。。。

認知症は単なる物忘れではなく、脳が萎縮して様々な精神&身体症状を呈する病気です。昨年末医師会の講習会で脳神経外科Drが認知症のMRI画像を数十枚見せて講義して下さった際に「今のところ認知症に有効な薬剤はありません❗」と臨床の現実を語られていました。最近では認知症の投薬を減らすことで症状が改善する症例もあるそうで、結局は食生活や運動など予防が大切とのことです。

例えば脳腫瘍や白血病はなかなか予防するのが難しいかもしれませんが…糖尿病や歯周病、認知症は予防が大切です❗たとえ医療者であっても、家族や自身が病気で辛いのは同じです。いずれにせよ、私自身にできることは日本抗加齢医学会専門医としてアンチエイジングを実践&指導することで、今後も黙々と継続して行こう❗と決意を新たにしました。

なら美容形成クリニック