2000年春に私が形成外科医に成り立てほやほやの頃は医療における美白スキンケアといえば、ハイドロキノン&トレチノイン療法が形成外科医を中心に広まり始めた時代でした。大学病院の形成外科研修医1年生にはハイドロキノンを院内調剤するお仕事がありました。私自身、生まれつきの赤あざ(血管腫)や青あざ(太田母班)や茶あざ(扁平母班)などのレーザー治療外来を担当していた為、当時患者さんにハイドロキノンをよく処方しておりました。

エンビロン

2000年代前半、アメリカの皮膚科医Dr.オバジがハイドロキノン&トレチノイン療法を組み込んだスキンケア化粧品を日本で売り込み始めましたが…既にHQ&TR療法を導入している形成外科の医療機関では実際オバジのスキンケアを導入する必要性が低く、徐々に廃れてしまった感があります。

同じ頃よく形成外科学会で見掛けるようになったのは、南アフリカの形成外科医Dr.フェルナンデスが開発したエンビロンENVIRONでしたflower2エンビロンはオバジのような派手さにはやや欠けるけれど、着実に効果がわかる為、2016年の今も生き残ったスキンケアの進化形なのですni

この度、なら美容形成クリニックのHPでドクターズコスメのページをリニューアルさせて頂きました。エンビロンって何?か分かりやすい動画も沢山加えて頂きましたので、是非ご覧下さいませheartご予約・お問い合わせは0742-27-1309(ひとみまるく)までどうぞお気軽にお電話下さいませ。

 

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