今回興味深かった演題「女性のがんとアンチエイジング」に関して、地域の皆様方にもお伝えしたい内容があったのでご紹介させて頂きます。最近は歌舞伎役者さんの奥様が乳がんに罹患されているというニュースが飛び交っていることもあり、会場はあらゆる世代の様々な専門診療科の女医さんで溢れかえっていました。

私達が医師国家試験を受験した2000年は女性のがんは1位が大腸がん、2位が乳がんで、乳がんが数年後にトップになることが当時から既に予測されていました。現在は予測通り1位が乳がんで、2位が大腸がんとなっています。便秘が無縁な私にとっては信じられないのですが…女性に便秘が多いことと大腸がんの多いことは関連性があるのかもしれません?

女性は閉経後にエストロゲン低下により血中コレステロールが上昇する為、肥満(BMI≧25)の割合が増えるのは当然のことかもしれません。内臓脂肪を減らすのは(脂肪吸引ではなく)インディバ高周波温熱療法と食事療法のみです。

ランチョンセミナーのアンチエイジング弁当は毎回売り切れで、正直そんな医学会あり得ない感じでしたeheヘルシーなお弁当はとても素晴らしいけれど…そもそも参加会員分の数が確保できないのは本末転倒やと思います。

 学会

北里大学系列の先生がとても素晴らしい講演をされていました。やはり生死に関わらない&QOLを議論する形成外科領域では、関東は北里大学と昭和大学、関西は大阪医大が名門というのが暗黙の了解です。来年の総会は2017/6/2-4で東京国際フォーラム開催ですflower2聞き逃した内容もあったけれど、色々勉強になり楽しかった&お疲れ様です~。

なら美容形成クリニック