花粉症・鼻炎の漢方処方

けいはんな地域の皆様方へ～2月中旬以降は眼科診療でも花粉症で眼のかゆみを訴える人が増えています。

鼻炎・くしゃみ・目のかゆみなど花粉の季節につらい症状に悩まされる人が増えています。アレルギー性鼻炎も同様の症状で、ハウスダストやペットなどが原因の場合も。花粉症やアレルギー性鼻炎は、本来身体を病原体から守る役割をする免疫の過剰反応によって起こります。花粉を外敵としてとらえ、身体から外へ追い出そうとして鼻水が出ます。

西洋医学では、抗アレルギー剤、抗ヒスタミン剤が処方されます。症状が特に強い場合、耳鼻咽喉科ではステロイドの吸入をおこないますが、ステロイドは全身の免疫力を低下させる為、65歳以上は肺炎リスクを考慮するとあまりお勧めできません。。。また、減感作療法といって、アレルゲンとなる花粉やハウスダストを注射などで少しずつ体内に入れて、アレルギー反応をなくす方法もあります。

漢方では、気・血・水のバランスの崩れで起こると考えます。その原因は冷えだったり、熱のこもり過ぎであったり様々です。現代人の場合は自律神経の乱れも原因で、自律神経の乱れによって免疫力も低下するので、インディバ温熱療法などの代替医療と併せて根本的な体質改善をおこないます flower2

漢方薬で花粉症や鼻炎に最も用いられるのは「小青竜湯」。眠くなる成分は入ってないので、運転や危険な作業をする場合でも服用できます。水が溜まり過ぎた「水毒」の冷えを改善する処方です。

手足に冷えがある場合などは「麻黄附子細辛湯」を使います。⇐これ、私自身も重宝してます

熱がこもるタイプの人には「葛根湯加川弓辛夷」などが処方されます。

自律神経のバランスを整えるインディバ温熱療法は副作用なく気持ちよく受けて頂けます。花粉症・アトピーなどのアレルギー症状の根本的な体質改善に有効です。インディバ温熱療法を受けると眼のかゆみやまぶたのカサカサ、鼻づまりなどもスッキリ改善します heart 眼がぱっちりスッキリして眼精疲労も取れますし、美容にも健康にも嬉しいのはインディバ温熱療法のみです‼勿論副作用はありませんので、ご高齢であっても安心して受けて頂けます。