1947年に発行された、アルベール・カミュの「ペスト」というフランス文学が今ベストセラーになっているそうです❗ペストという伝染病が大流行し封鎖されたアルジェリアが舞台の小説です。

「ペストと闘う唯一の手段は誠実さです」「内なるペスト」という言葉にはとても深みがあります。小説の中では多面的な見方が描かれており、恐れによる逃避行動でオペラ劇場に集まっていた人達の目の前で、舞台上のオペラ歌手がペストで急死する場面も描かれています。数ヵ月間精神的&身体的な疲労が重なった極限状態の医師の言動は衝撃的です。

現在世界中で猛威を奮っている新型コロナウイルスも、私達現代人の心の中にコロナウイルスが増殖しているのかもしれません?

実際緊急事態宣言で自粛要請が出ていても、悲しいかな…ある種の逃避行動としてパチンコ屋に押し寄せたり、マスクの隙間からタバコを吸ったり、逆に感染症重症化リスクの行動を選択する一部の人も存在します。

日々着実に疲弊しつつある過酷な医療現場では、コロナウイルス感染爆発に歯止めがかからなければ、いずれ生命のトリアージを選択せざるを得なくなるのは、もはや時間の問題❗です。

今は兎に角❗出来る限り自宅待機で、診療とスーパー以外は殆ど出歩かない毎日を続けることが、私が出来る最大限の行動です。パワープレート加速度トレーニングで運動不足を回避しつつ、パンデミックを脱出して生き残る為の対策を、冷静に大人しく模索し続けたいと思います。

なら美容形成クリニック