先日久々に御座候(ござそうろう)を頂き物で食べました。御座候は亡き祖母の大好物で、大学生の頃「ゆきちゃん、帰りに阿倍野近鉄百貨店で御座候買って来てくれへんけ〜」と懇願された記憶があります。思い返せば…祖母は小豆の和菓子全般が大好物で、「おばあちゃんはおはぎを6個食べてお腹一杯やから夕御飯は要らない」なんて言ったりして、妹と私は2人で劇怒りしました❗そんなに沢山お菓子を食べて、お母さん作ってくれるご飯は要らないなんてワガママ過ぎる〜老人やのに身体に悪いやん❗というのが私達姉妹の言い分でしたtiger

さて、漢方薬膳的&分子栄養学的に考えてみれば…亡き祖母は和菓子など甘いものが好きで、晩年は時折膝関節の痛みに悩まされていたのを記憶しています。大正生まれの女性ですから、田畑で収穫したばかりの野菜や果物を毎日当たり前に食べていましたから、糖尿病や肥満とは無縁の食生活でしたが・・・痩せていても糖質は要注意!という現実を物語っています。

実際クリニックに来院される人から時々お菓子を頂く機会もあるのですが…あまりにも頻繁にお菓子を買って来られる人はやはりとても心配になりますehe何故かと言うと…お菓子を頻繁に食べる人の皮膚は「糖化」が進行して、シミ・しわ・たるみが深刻化してしまっているからです。キレイになりたくて若々しくなりたくてクリニックに来院されているのに、糖質中毒を辞められないのではあまり治療効果が期待できない訳です。

祖母が亡くなって20年以上経ちますが…昔も今も私はお菓子を食べ過ぎる人に叱る役回り(笑)は変わらないようです。

なら美容形成クリニック