形成外科って何?と、未だわからない地域の皆様方も多いかと存じ、本日は「なら美容形成クリニック」の由来についてご説明させて頂きます。勿論奈良市保健所に届出させて頂いております診療科目は形成外科・美容外科です。学生時代からの友人でJR奈良駅前で開院されている「ならこころのクリニック」仲田先生に倣い、奈良はひらがなにしてみました。

クリニック看板

私自身が赤ちゃんの頃にやけどをして形成外科で治療を受ける中で、3歳の頃から形成外科医になりたい!という夢を抱き始めました。奈良には形成外科がなくて、地域には十分な治療を受けられずに悩んでおられる患者さん達が沢山おられることにも気付きました。元々形成外科の患者さんだった私には「形成外科を基礎に美容外科をすべき!」という理念があります。形成外科は「機能や形態の異常を改善する手術を専門とする」診療科で、そもそもこれをしっかり習得しておかないと美しくする美容外科は正しくおこなえない為です。形成外科を習得せずに美容外科をするのが所謂怖い美容整形なんだと、個人的には理解しております。

実際の形成外科研修では、口唇口蓋裂(生まれつき唇が割れて生まれてくる病気)や小耳症(生まれつきの耳の変形)、生まれつきのあざ(レーザー治療)、顔面骨骨折(お顔の骨の骨折を整復する)、眼瞼下垂症(まぶたが重たく上がらなくなる病気)、傷跡やケロイド、皮膚腫瘍(皮膚がんや皮膚のできもの)、乳がんの乳房再建(インプラントや自家組織)、切断指(切断された手指を顕微鏡下に再接着する)など様々な手術をおこないます。つまり、決して皮膚科(アトピーや水虫や湿疹を診てくれる科)ではありません!

美容外科や美容皮膚科など、疾患(病気や怪我)ではない美容医療は自由診療です。がんの高濃度ビタミンC点滴療法などの代替医療も自由診療となっております。日本は世界一の超高齢化大国ですから、病気になってから治療する健康保険診療の薬漬け医療ではなく、日本抗加齢医学会専門医としてアンチエイジング医療を実践していければと存じます。

いい加減な嘘は書けませんので…ちょっぴり?難しすぎるわかりにくいお話で失礼致しました。最後までお読み頂いた皆様方、ありがとうございます❤

なら美容形成クリニック